VaiJu
夜空さくら

夜空さくら

fanbox


夜空さくら posts

ヒトネコライフの後日談 中編


 露わになった二人の拘束は、先ほどまで施されていたバキュームチューブを差し引いても、なお厳しいものだった。

 それはほぼ裸の状態で抱きしめあっているにも関わらず、肌の多くが体に取り付けられた様々なものによって覆い隠されているという時点で、察してもらえるだろう。

 まず目立つのは、二人...

View Post

ヒトネコライフの後日談 前編


 ミヤとミサ。

 タイプは違えど、ペットプレイにおけるヒトネコとしてそれぞれ至高の領域にあった二頭の飼育期間が過ぎ、二頭が屋敷を去って、天景院家の屋敷は『普通』を取り戻しつつあった。

 メイド達はあくまでも主である天景院の性的趣向や趣味を許容しているだけであって、そういった素養を持つ...

View Post

8月の御礼と9月の予定

暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。夜空さくらです。

ここ数日は涼しいところもあるようですが、私の住んでいるあたりはまだまだ暑くて嫌になります。はよ涼しくなれ(怒)


さて先ほど『ヒトネコライフ!』のエピローグを投稿いたしました。

6月中頃から初めて約三か月。

View Post

ヒトネコライフ! エピローグ


 ヒトネコライフが終わった。

 一夏の間の、夢のような時間だった。

 まあ一月もの間ずっと四つん這いで歩いていたせいで、二本の脚で立って歩くという基本的なことがひどく違和感を感じられるようになってしまったり、ほぼ人間の言葉を喋ってなかったせいで気を抜くと「にゃあ」だの「なおぉ」だの猫...

View Post

ヒトネコライフ!21


 とうとう、ヒトネコパーティが始まった。

 わたしは視線の集中するステージの上から、なるべく早く降りる。といっても階段を降りる時には、どうしても身体は大きく揺れてしまう。そのため、胸に気を遣いながら降りなければならないので、そんなに素早くは降りられなかった。

 他の子たちの方がよっぽ...

View Post

ヒトネコライフ!20


 パーティ会場には、至る所にヒトネコがいた。


 それもどのヒトネコもすごいクオリティだ。まるで最初からそういう生き物であるかのように、自然に振る舞っている。

(ちらほら有名どころもいるし……すげえ)

 割と有名なヒトネコも何頭か確認できた。

 その中でも、特に目立っている...

View Post

ヒトネコライフ!19


 ヒトネコが、目の前にいる。

 ぴくぴくと動く猫耳と、ぴんと立って驚きを露わにしている猫の尻尾飾り。

 作り物ということがわかっていても精巧にできているそれは、彼女を限りなく本物の猫娘に近づけていた。

 もっとも、それ以外のパーツはすべて人間の女性と変わらない。

 年齢は大学生く...

View Post

ヒトネコライフ!18


 天景院さんの屋敷は想像通り――とんでもない豪邸だった。


 場所はとりあえず山間部のようだが、詳しくはわからない。

 馬鹿でかい門をくぐった先に、これまた広い前庭らしきものがあって、そこを通ってようやく大きな屋敷が見えてくる。

 屋敷は高さこそ二階くらいと低かったが、そのデ...

View Post

ヒトネコライフ!17

 天景院志津久、といえばヒトネコ愛好家の中で知らない者はほとんどいないほどの知名度を誇っている。

 ヒトネコあるところに天景院の名前ありーーとは愛好家の間で言われる冗談であるが、実際ヒトネコが関係しているイベントや施設には、必ずと言っていいほど彼女の名前が出資者として連ねられている。

 それ...

View Post

ヒトネコライフ!16


 徹底的に拘束された大河原さんは、目の前にいるわたしのことも見えていないのか、「フス―、フスー」と、妙に細い呼吸音を、変わらないペースで続けていた。

(作業台に乗せられた時の振動くらいは感じてもおかしくないけれど……)

 その様子もないということは、意識が深く沈んでいるとかで単純に気...

View Post

ヒトネコライフ!15


 ふと目を覚ましたらーーあたしは部屋に独りだった。

「みゃぁ……?」

 くわりとあくびをして、体を起こす。ぐぐっ、と力を込めて猫みたいに体を伸ばし、少し凝り固まった筋肉を解した。

 猫の手にした右手で顔を擦り、眠気を払う。

(この格好で寝るのも、だいぶ慣れたなぁ)

 元々あた...

View Post

ヒトネコライフ!14


 背後に気配を感じて振り返ったら、三人の小柄なメイドさんたちがわたしを取り囲んで、見下ろしていた。

「ーー!? にゃぁ!?」

 思わず悲鳴を上げて体を丸め、身を守るわたしを、三人のメイドさんたちは好奇心いっぱいの、キラキラした目で見つめてくる。

「ーー! ーーーーミサ?」

「ミヤ...

View Post

ヒトネコライフの裏話 後編


 あたしは、見てはならないものを見てしまった。

 だから徹底的に拘束され、性的に虐め抜かれ、気が狂って価値観が変貌して、天景院様の言うことをなんでも聞く性奴隷になってしまうまで責められ続ける――というような展開にはならなかった。



 呆然とするあたしの前で、瑞紀と天景院様...

View Post

ヒトネコライフの裏話 前編

現在支援者様限定で公開している「ヒトネコライフ!(https://yozorasakura.fanbox.cc/posts/1142925)」の裏話・前編です。

(……といいつつ、次の更新で本編にも出る予定ですが)

後編は8月5日(水)に更新予定です。


<あらすじ>

 とある資産家・天景院志樹久。

 彼女の屋敷に雇われることになった、ごく...

View Post

ヒトネコライフ!13


 天景院さんの屋敷でヒトネコライフが始まってから、早くも十日ほどが経っていた。


 大学の友人である丹羽さんや大河原さんとの思わぬ遭遇や、奈津樹さんの襲来、飼い主である天景院さんとのじゃれ合いなど、様々な出来事がありつつも、わたしと美里のヒトネコライフは、特に大きな問題はないまま続...

View Post

ヒトネコライフ!12


 美里と天景院さんが合わせた股間から、くちゅくちゅと音が響いている。

 いつの間に脱いだのか、二人は下半身に何も身につけておらず――美里は尻尾飾り付きアナルプラグをつけていたけど――生まれたままの股同士がぶつかり合っている。

「にゃ……ぁんっ♡ なお……にゅあぁ……♡」

「ん……♡...

View Post

ヒトネコライフ!11


 奈津樹さんは顔と手以外の全身を、ラバースーツで覆っていた。

 彼女はまるで外国の人のような体格だから、それがとても似合っている。外国の映画にたまに出てくる、逞しい体つきをした女性主人公みたいな、そんな印象だった。

 ラバースーツの表面に、手足や身体の筋肉の筋が浮かび上がり、いやらし...

View Post

ヒトネコライフ!10


 寝転んで私たちに身体を委ねる天景院さん。

 わたしがどうその身体に触れようか迷っていると、美里は全く躊躇なく天景院さんの顔に自分の顔を近づけていった。

「んにゃ……♡」

 楽し気に微笑んだ美里は、天景院さんとディープキスを交わし始める。

 さっきのわたしと違って、美里は最初から...

View Post

ヒトネコライフ!9


 天景院さんのキスは、ものすごく気持ちがよかった。

 相手を気持ちよくさせることを目的としていて、わたしが唯一経験したキスの相手である、美里がするキスとは全然違う類のものだった。


 わたしはかつて、お店のショーで美里とディープキスをしたことがある。

 あの時はわたしの緊張を...

View Post

ヒトネコライフ!8


 その日の夜。

 いつも通りお風呂場に連れて行かれたわたしは、お風呂に入る前にトイレに連れて行かれた。そして、大きな方の用を足すように促される。

 普段は朝の早い時間帯にさせられるのだけど、今日はお風呂に入る前。

 そう言った可能性があることは事前に聞かされていた。

 いわゆる『...

View Post

ヒトネコライフ!7

 念のためその中に誰もいないことを確認してから、『おトイレ』というプレートがかかった扉を肩で押して開く。

 扉が自動的に元の位置に戻っていくのを確認したあと、改めてトイレの中を見渡した。

(そういえば鍵って閉められるのかしら?)

 普通の猫なら気にしないところだけど、わたしはヒトネコだ。 View Post

ヒトネコライフ!6


 謎の女傑さんとの、とんだバタバタした騒動の後。

 自分たちの部屋に戻ったわたしたちがのんびりと過ごしていると、天景院さんと謎の女傑さんが部屋にやって来た。

 天景院さんは例のマイクを使って、人の言葉でわたしたちにその女傑さんを紹介しに来てくれたのだ。

『――と、いうわけで。私の妹...

View Post

ヒトネコライフ!5


 わたしはヒトネコとして、天景院志樹久さんの屋敷で一時的に飼われることになった。

 猫耳や尻尾飾りを除いて、ほとんど裸の状態で過ごすのはすごく恥ずかしかったけれど、一応報酬も出る仕事ということで受け入れていた。

 けれど、まさかそこで大学の知人である大河原さんが働いているのは想定外だ...

View Post

ヒトネコライフの前日譚

 天景院志樹久の朝は早い。

 まだ夜が開け切る前から自然と目を覚まし、広いベッドの上で体を起こす。

 彼女の体を覆っていた白いシーツが肩からずり落ち、その見事な裸体を晒した。とても齢三十を超えているとは思えない瑞々しい美肌に、重力を否定するが如き張りを持った乳房。その先端の桃色はまさしく艶や...

View Post

ヒトネコライフ!4

 自分たちにあてがわれた部屋を出たら、この館が広いのだということを改めて実感した。

(廊下の幅も広いし、天井は高いし……)

 今は四つん這いであるということもあるんだろうけど、それを差し引いてもf廊下の天井は高かった。ぶら下げるタイプの照明が等間隔で下がっていて、格調の高さを感じさせる。

...

View Post

ヒトネコライフ!3

 食事を持ってきてくれたメイドさんたちの中に、わたしたちの大学で同じ講義を受けている女の子が混じっていた。

 その子の名前は、確か丹羽さん。

 下の名前はわからない。それくらいの繋がりだ。

 同じ講義を受けているから面識は確かにあるけれど、それほど親しいわけじゃないのだ。目が合えば挨拶くら...

View Post

ヒトネコライフ!2


 メイドさん達が退出して、わたしと美里は二人ーー今の状態でいうなら二匹、だろうかーー部屋に残された。

 この部屋にもカメラは取り付けてあるのだろうけど、ひとまず人の気配が見える範囲からなくなったっことで、一息つくことができた。

 美里は部屋の中をうろうろしている。

 床に転がってい...

View Post

ヒトネコライフ!1

 メイドさんたちの手によってわたしたちは、いかにも猫のために――ヒトネコのために用意された、と言わんばかりの部屋に運ばれた。

 寝床にしてくれと言わんばかりのベッドのように大きなクッションに、床に転がったボールなどのおもちゃの類。わたしたちには必要ないような、爪研ぎのための柱やキャットタワーの...

View Post

ヒトネコライフ!0

 これまでにわたし――藤原宮子は、ヒトネコとして様々な体験をしてきた。


 アルバイトとして働いている一風変わったバーで、ヒトネコショーとしてステージに上がったことがそもそもの始まりだ。

 友人の甘城美里もヒトネコに扮し、彼女と絡み合ったそのショーの評判がとても良かったため、わたしはそ...

View Post

人格とは尻からひり出し、口から呑むものである

※ツイッター上で流行っていた『人格排泄アナルゼリー』なるものを私の解釈で書いたものです。もっと流行れ。

※人格ゼリーの設定などはアレンジしています。あくまで私になりの『人格排泄アナルゼリー』になります。

※どう考えてもバッドエンドしか見えない素材も、ハッピーエンドにしちゃうのが私の悪いところ...

View Post