こんにちは、皆月なななです! ということで、今回無事『幽体の魔法陣2』販売開始に至ることができました。 また、初日の反響もおおむね好評で、「続編は売れない」という定説に逆らう動きができたと思います。 これもひとえに応援してくださっているみなさまのおかげであり、本当に本当にありがたい限りだと思っております。 さて、先ほど「続編は売れない」という話をしました。売れない、というのは要するに読んでいただける数が少ない、ということですね。続編になると1話を読んでいることが前提になるので、1話以上に読んでいただけることというのはやっぱり難しい……というのがその理由であります。 また、TSモノの性としてやはり女になってしまった男には鮮度というものがございます、と。女になってしばらく経って女の子に慣れてしまうと男であったという感じが大分薄らいできてしまうわけで、そう考えるとTSモノとしてのクライマックスはどうしても1話にきがち、というのがいち意見としてあったりします。 今回はそれでも『幽体の魔法陣』の続編でいきたい!ということで作画の孝至さんとも相談して、今回の続編制作に至りました(実はもともと、孝至さんと構想していたのはTSF入れ替わりモノの学園魔法少女ものでして、そちらはそちらでどこかでまたお目見えできればなと思っています)。 あえて続編を作ってまでやりたかったことはなにか?ということなのですが、これはまず「憑依して数ヶ月経ってしまった女の子(中身男)はどのように変化していくのだろう」という「変化」を描きたかったところ。これは流石にかなり1話で前提を作っておかないとできない創作だったりします。 そして、「憑依」=「ダークもの」という定説を打ち破りつつ、ダークを求める読み手の方にもある程度満足してもらい、逆に「ダークを求めない読み手」の方にも満足してもらうことで、読み手同士の共通接点を作り、相互理解を深めるということをやってみたかったというのがあります。要するに世界平和ですね!!!TSFで世界平和!夢が大きすぎる!! 評判を見ていただいていると、憑依クラスタ・ダーククラスタだけではなく、憑依やダークにそれほど興味はないものの手にとっていただいたそれ以外のクラスタの方にもご好評を頂けたのではないかと思っております。もう少しダークに寄せてもいいのかな?と思いますがそれはそれ。 で、続編というところで悩んだのが、じゃあ幽体の魔法陣で軸としているのはどこなのか?という点です。憑依か?ダークか?否。実は『幽体の魔法陣2』において憑依やダークは主題ではない(もちろん憑依については憑依でしかできないことをいろいろやっていることは読んでいただいた方にはお分かりいただけると思いますが)のです。 個人の意識でいえば、1話・2話で共通して流れているテーマはTS百合です。あ、TS百合っていうと怒られるのかな。とにかくTSした女の子と普通の女の子、あるいはTSした女の子とTSした女の子同士のエロというのが幽体の魔法陣で据えているテーマの一つなのです!!そうは思えなすぎてびっくりしましたか!!でも結構そこの部分で配慮していて、1話で女の子同士のからみが好きだから買ったのに2話はいきなり男とのセックスになるのかよ、というのも微妙なところですので、2話は博也とセックスにまでは至らず、寸止めということになっているわけです。ただ博也がそれだけだとかわいそうなんで、後半で美味しい思いもしますけどね。 また、もちろん主人公格である悠斗(あゆみ)ちゃんも博也もいおりちゃんも重要キャラクターですが、この物語で重要なキャラクター、1話・2話を結ぶ重要な鍵となる存在というのは、いつも変わらずそこに居てくれる小夜ちゃんという存在だったりする……という気持ちでやってます。このあたりは創作者としての余計なこだわりかと思いますので、自己主張はせずさり気なく作っている感じではあります。 話が結構長くなりましたが、『幽体の魔法陣3』についてはどうしようかな?という感じです。まあ、無理に作っていくという気はないので、しばらく寝かせておいて「おお、これは幽体の魔法陣3話じゃないとやれない展開だ!!」というのが出てきたらまた考えるといういつものまったりペースで創作を続けていきたいと思っています。 重ね重ね、読んでいただいた方どうもありがとうございました!と言ってもここで言ってもFANBOXに登録している人にしか届かないんだけど!