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ひむろう
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ニコ・デマラのツケ払い目的の着衣パイズリ抜き提案に応じてしまう禁欲1週間目のお兄ちゃんの話(約20000文字)

「……ということは、今月もツケを払えないと。そう言いたいんだね?」


「そ、そうなるわね……うん……」


 新エリー都の六分街、その一角にあるレンタルビデオ屋「Random Play」。年若い兄妹が経営しているこの店の中に請求書を持った青年の声と、どこか弱々しい女性の声が響く。


 背は高く、細身で優男風の青年はビデオ屋の店長であると共に、ホロウレイダーのナビゲーターと呼ばれる「プロキシ」の顔も持ち合わせていた。店長、お兄ちゃん、プロキシ先生。彼を呼ぶ名は多岐に渡るが、本名である「アキラ」が誰かの口から出されることは少ない。


「その……次の依頼の報酬があれば、ツケなんてすぐに払えるはずだったのよ! もう! あのクソ依頼主! あたしたち邪兎屋を騙した挙句、1ディニーの利益すらこっちに寄越さないなんて!」


 そして、ソファーに座ってアキラと対面している女性。黒いリボンに束ねられた桃色のツーサイドアップを揺らし、依頼主とやらに憤慨した様子を見せている彼女は──新エリー都で活動している便利屋「邪兎屋」の社長である「ニコ・デマラ」その人であった。


「なるほど。また色々あったみたいだね。それには同情するけど……ツケはしっかり払ってもらわないと困るな。ただでさえ、ウチは電気代を貪る新しい相棒ができて金欠気味なんだ」


 ニコ、もとい邪兎屋は様々な顧客に多額の借金を作っていた。それは関係性の深いアキラとその妹相手にも例外ではなく、ツケの返済を引き伸ばしては待ってもらい、払えないと分かればまた来月まで待ってもらいを繰り返していたのだ。


 だが──それももう限界。高額の依頼が舞い込む「パエトーン」時代のアカウントが残っていたのならいざ知らず、今はプロキシとして新人同然の立場。以前よりも経済状況は厳しく、有能だが金食い虫である相棒、もといAIに電気代を大量に取られていることもあり、早急にツケを払ってもらう必要があった。


「……こ、今回も来月まで待ってもらうことはできないかしら? 次受ける予定の依頼もいくつか確保してるのよ、だから……」


「ダメ」


「じゃ、じゃあ! せめて来週まで待ってちょうだい! あんたの言うことをなんでも聞いてあげるから! ビリーが!」


「それもダメ。ビリーが可哀想だ」


 冷や汗をかいているニコの言葉は全てバッサリと切られてしまった。アキラは一歩も引かない。積もりに積もった依頼料を払ってもらうため、プロキシとして活動した際の請求書にサインを貰うまでは店から出す予定もない。これまで甘やかしていた分、その反動もあって彼は本気だった。


「どうしても払えないと言うなら……ビデオ屋のための労働で立て替えてもらうしかないか。まずは1ヶ月、店の手伝いをしてもらおうかな……もちろんバイト代は無しでね」


「い、1ヶ月って……そんなに働かされたら邪兎屋の活動に支障が出るじゃない!」


「それが嫌なら、今すぐツケを払ってほしいな。本当は僕だってニコにこんなことはしたくないんだ」


「うぅ……」


 淡々とした態度で返済を求めてくるアキラの前では、流石のニコも顔を俯かせることしかできない。


 どんな言い訳をしても通じず。諦めて金を払うか、アキラの提示した代案を受け入れるか。隠しているわけでもなく、ディニーは本当に枯渇しているため、実質1択の条件に彼女の焦りも頂点に達しそうになっていた。


(ど、ど……どうすればいいのよ、この状況! アキラもいつもと雰囲気が違うし、簡単には逃げられそうにないじゃない……! こ、こうなったら……!)


 もはや半ばヤケクソの段階。何か意を決したような表情になったニコは顔を上げると、腕を組んで次の言葉を待っていたアキラにある「提案」を持ちかける。


「じゃ、じゃあ……こういうのはどうかしら? もしツケの支払いを待ってもらえるなら──」


 ニコは悪戯っぽい笑みを浮かべながら、白いチューブトップの胸元を指で引っ張り、その中に詰まった深い爆乳の谷間をアキラに見せつけた。


「──あたしのおっぱい、ちょっとだけ触らせてあげるわよ……?」


「……!」


 プロキシ兄妹への依頼料は払えない。かと言って、開き直って借金を踏み倒すほど下衆でもないニコが取った手段は──古典的な色仕掛けであった。


 この店には今、妹の方は不在。兄のアキラしかいないこの状況で誘惑の類は愚かな選択とも言い切れなかった。ただし、相手がそういう性的な興味を彼女に持ち合わせていたらの話になるが。


(や、やっちゃったわ……! 確かに自分のスタイルにはちょっと自信があるけれど、これで通じなかったら一体どうすればいいのよ~~~!)


 表面上は余裕だが、ニコの内心は部下の機械人のように騒がしくなっていた。仕事でも個人的にも仲良くしている(と本人は思っている)プロキシの男に色仕掛けをしたのはいいものの、これで失敗したらと思うと怖い。もしかするとこれまでの関係性が崩壊してしまう可能性があるかもしれないのだ。


 やってしまった後でそれに気づいたニコに対して、性欲旺盛な雰囲気には見えないアキラは極めて冷静──だと思われたが、その視線はしっかりと彼女の豊満な谷間に注がれていた。


(くっ……♡ 見ないようにしてたのに……っ♡ でっか……っ♡)


 普段のアキラであれば、このような分かりやすい誘惑には引っかからず、何ともない風にツケの支払いを引き続き求めていただろう。こうしてニコのおっぱいを視姦することもなかっただろうが、今はタイミングが悪かった。


(最近は抜く暇がなかったから……っ♡ ニコのおっぱいが余計に気になってしまう……っ♡ う……っ♡ 見れば見るほど大きくてっ、触りたくなる……っ♡)


 アキラも男なので溜まる物は溜まるし、人並みに自慰行為をして欲望を解消しているのだが、このビデオ屋で性欲処理は迂闊にできない環境にあった。


 店の壁は極端に薄く、もし自室で卑猥なビデオを見ようものなら隣の部屋にいる妹に一瞬でバレてしまう。優秀で可愛い妹は何も知らない、聞こえなかったように振る舞ってくれるかもしれないが、気まずいことには変わりない。そのため、アキラは誰もいないタイミングを見計らってオナニーを行っているのだ。


 だがしかし。近頃は妹があまり外出をすることなく、べったりと呼べるくらいにアキラに引っ付いているものだから──現在は1週間ほどの禁欲を続けている状態。ムラムラが募っているので、ただでさえスタイルの良いニコに胸の谷間を見せつけられて平常心を保てるわけがなかった。


(あれ……? お、思ったより効いてる? ……ふーん♡ なら、もっと大胆な提案をしてみても……♡)


 ニコ・デマラは口角を上げてほくそ笑む。捨て鉢で試みた胸の谷間見せが意外と効いていて、相手も夢中になっていることに気づいたのだ。


 もっと踏み込んだ誘惑をしてみてもいいかもしれない。その考えはニコの行動に影響をもたらし、より大胆で淫靡な行為を誘発させる。彼女はソファーから立ち上がり、余裕ありげな表情でアキラに近づいていく。


「へえ……♡ もしかしなくても、あたしの胸が気になってるみたいね♡ 触りたいなら触ってもいいのよ♡ 支払いを長期間先延ばしにしてくれれば、それだけおっぱいも長く触らせてあげるけど♡」


「……っ♡ うぅ……っ♡ さ、触りたいわけじゃない……っ♡」


 消極的な拒絶。さっきとは違って冷静さの欠片もないアキラの弱々しい否定はニコを払いのけることはできず、「この男は大きいおっぱいに弱い」という事実を知らしめることになってしまっう。


「ふーん、素直じゃないのね♡ それとも……ツケにかこつけて、それ以上のことがしたいだけかしら♡ 例えば……♡」


 アキラのすぐ隣にまで移動したニコは目を細め、チューブトップから露出している爆乳の谷間を指差しながら囁いた。


「このやわらかーい爆乳でおちんちんを挟んでもらって、ずりゅずりゅ扱いてほしいとか♡ あんたはそう考えてるんじゃないのかしら♡」


「……っ、う゛……っ♡♡♡」


 真理を言い当てられた、あるいは心の隅に潜んでいた願望を覗き込まれたような気分になったのか、アキラの心臓は大きく高鳴ってしまう。


 乳房で男の肉棒を挟む、いわゆる「パイズリ」と呼ばれている性奉仕。実は巨乳好きであったアキラが興味を持たないわけがない行為の名称を傍にいる女性が、しかもあのニコの口が放たれている事実に興奮を隠せない。彼の欲望は静かに高まりつつあった。


「考えてるわけっ、ないじゃないか……っ♡ 僕がそんなことをしたいだなんて……っ♡」


「そんなに声を震わせて否定しても説得力がないわよ♡ ほら、あたしの指を見て……♡ こうやって、おっぱいの谷間に大きくなったのを突き入れて……♡」


──にゅぷぷ……っ♡


「おっぱいの奥まで挿乳し終わったら……次は前後に動かして、乳肉の柔らかさを味わうみたいに挿したり抜いたりしたいんじゃないのかしら♡」


──にゅっぷ……っ♡ にゅぷっ……♡ にゅっぷ……っ♡


「あう゛……っ♡ ニコのおっぱいで……っ♡ こんな……っ♡ や、やめてくれ……っ♡」


 ニコは右手の人差し指を上乳の谷間に挿れたかと思うと、そのまま上下に抜いたり挿したりを繰り返す。わざわざ口に出すまでもなく、これは疑似的なパイズリ行為。彼女は自身の指を男性器に見立て、この柔らかい乳房に挟まれたらどれだけ気持ちが良いのか、発情し始めている雄に向かって卑猥なアピールをしているのだ。


 無論、健全な青年であるアキラがそんな光景を見せられたらひとたまりもなく。自分以外の顧客とも多額のツケを作っていて、ロクに支払いもしない癖に分かりやすい色仕掛けをしてくるニコ・デマラ相手に──誤魔化しきれないくらいに猛々しい勃起テントをズボンに張ってしまっていた。


「ぷぷ……っ♡ そんなこと言っても、あんたのここは随分素直に反応してるじゃない♡ こんなに大きく膨らんじゃって……♡」


──すりすり……っ♡


「あっ……♡ うぐ……っ♡ そ、そこをなぞるのはやめ……っ♡ ぅ……っ♡」


「さーて……ここからが取引の本番よ♡ あたしとパエトーンの仲だし、あんたが『おっぱいで挟んでほしい』って言うなら……リンにも内緒でこっそりパイズリしてあげる♡ ただし、ツケの3割……いや半分は無かったことにしてもらうのが条件だけど♡ ねえねえ、どうするのかしら……♡」


 追い打ちと言わんばかりにアキラの腕に抱きついたニコは、細く女の子らしい指でアキラの股間の膨らみを軽くなぞって快感を与える。その行為はただでさえ興奮していたアキラからさらに思考能力を奪い、自分に有利な「取引」を成立させるための誘惑。顔と見た目の良い彼女が行うことでより効果的になる前戯であった。


(つ、ツケの半分だって……っ♡ ぼったくりが過ぎる……っ♡ こんな条件、普通に考えたら呑めるわけがない……っ♡ だけど……っ♡)


──むにゅむにゅ……っ♡ むにゅう……っ♡


(これを逃したらっ、ニコのおっぱいで挟んでもらう機会はないかもしれない……っ♡)


 心が揺らぐ。強く否定はできない。アキラの腕に押し付けられている柔らかい爆乳。それは間違いなく、男の判断力を鈍らせるほどに蠱惑的な代物であった。


 断るのは簡単。ただ「どんな条件を持ってきても、ツケの代わりにはならないよ」といつも通りに突っぱねるだけ。それだけでいいはずなのに、禁欲を強いられてきたアキラは結局──


「……う、わ、分かった……っ♡ その条件でいいから……っ♡ 挟んでほしい……っ♡」


「ふふーん、取引成立よ♡ そういうことに興味はなさそうだと思ってたけど、あんたも男だからおっぱいには勝てなかったのかしら♡ ……さ、2階に行きましょ♡ 間違っても客が入ってこないように一旦店じまいにしてからね♡」


 どう考えても割には合わない、自分の性欲を満たすためだけの条件を受け入れてしまうのだった。もし妹のリンにバレたら、家族会議では済まないほどの説教と話し合いになるかもしれないが、それでも彼はニコにパイズリしてほしくて堪らなかったようだ。


(……嘘でしょ。成功しちゃった……。で、でも、ここまで来たらやるしかないわよね……! パイズリなんてしたことはないけど、そ、そういうビデオの見様見真似をしたら何とかなるわよ! きっと! これもツケのため、誰かが店に来る前に終わらせてみせるわ……!)


 大事な顧客をパイズリ誘惑で一時的に堕とした狡猾な邪兎屋の親分。我欲とツケの支払いのため、自身の乳房を有効的に活用しようとしている彼女に性経験はなかったが、その場の勢いと流れで何とかなると思っているらしい。


 ともかく、ヤケになって慣れてもない色仕掛けを敢行したニコと、悪条件も重なってそれに引っかかってしまったアキラ。2人はゆっくりとした足取りで店の2階へと上がっていった。











「うぅ……っ♡ 挟んでくれっ、ニコ……っ♡ もう待ちきれない……っ♡」


「あっ、ちょっと……もう……♡ そんなに腰モジモジさせなくても挟んであげるってば♡ ……ほら、おちんちんそのまま勃たせてなさいよ♡ 先っぽから飲み込ませるみたいにおっぱいを下ろして……えいっ♡」


──ずぷっ♡ ぬぷぷうぅ……たっぱんっ♡


「お゛っ♡♡ あっ、はっ、あああうぅ゛っ♡♡」


 乳首はギリギリ見えないところまで捲り上げられたチューブトップ、その下に形成された下乳のズリ穴が肉棒の先端を咥え、淫靡な音を立てながら飲み込んでいった。


 自室のベッドの上で腰を浮かせる形でニコに下半身を預け、男性器を包まれた快楽で顔を歪ませるアキラ。深い谷間のボリューム感と柔らかさはパイズリ経験の無い彼には致命的。性的な意味で凶悪な乳肉によって弱点を挟まれたとなれば、みっともなく喘いでしまうのは当然の摂理であった。


 着衣膝上パイズリ。乳狂いの雄にとっては三度の飯より大好物な性交渉。それによってアキラの屹立した勃起ペニスは──ニコのデカ乳ですっぽり覆われて埋没してしまったのだ。


「なーんだ……♡ 最初に見た時は『大きい』と思ったから、ちょっとビックリしちゃったけど……♡ こうして挟んでみると大したことないじゃない♡」


「あっ、うううぅ゛……っ♡ お、おっぱいで隠れて見えない……っ♡ うぅ……っ……♡ デカすぎ……っ♡」


 小さいとも大きいとも言えないアキラの肉棒は性行為において、女性に快感を与えるには適度なサイズであった。しかし、そんな標準的な大きさだからこそ、圧倒的な質量を誇るニコの爆乳の谷間には簡単に隠されてしまう。亀頭すら見えなくなってしまう豊満さには息を飲むばかりだ。


「くぅう゛……っ♡ あ゛っ♡ やば……っ♡♡ これっ……お゛……っ♡♡ だ、ダメだ……ッ♡♡」


「……? ちょっと、どうしたのよプロキシ? 少し腰を震わせすぎじゃない?」


 ニコはまだ乳房を動かしていない。ただ亀頭を包むようにしながら股間に下ろし、肉竿全体を包んだだけ。若々しく艶やかな乳肌で裏筋やカリ首を擦ってすらいないのだ。


 それでもアキラには下腹部をビクビクと震わせるほどの快感が伝わっていた。チューブトップを着たまま挟んでいるということもあり、左右から凄まじい乳圧が常にかかっている。豊かな谷間を掻き分けて乳内に侵乳する興奮に鈴口からは我慢汁が垂れっぱなし。


 アキラは極端な早漏ではないが、自身の男性器が乳肉に挿乳された悦楽を耐えられる術は存在しなかった。今から奉仕しようとしている相手が腰を痙攣させていることに疑問を持つニコであったが、既に我慢の糸が切れてしまったアキラは射精感を抑えきれず──


「むりっ……あ゛っ♡♡ い゛っ……♡♡ いっぐ……ッ♡♡」


──びゅぶぶぶう……っ♡ びゅぶっ♡ びゅっ、びゅびゅっ、びゅりゅ……っ♡


「えっ!? な、なに……っ!? もしかして、もう出ちゃったわけ……!?」


 欲望の塊である白濁が不意打ち同然に脈打つペニスから放たれる。同年代と比べても大きすぎる乳房の内部に生命の素が突然吐き出されたことに驚き、横乳に手を添えながらアキラの顔と胸の谷間を見比べて驚くニコ。


 少し乳肉で扱いたら出てしまった、乳圧を強めたら射精しちゃったというエピソードにパイズリは事欠かないが──挟んだだけで暴発してしまうのは非常にレアケースである。男側に極度に興奮していて、なおかつ女性側の乳房が極度にパイズリに適した乳質でなければ起こらない現象だ。


 人を騙すことには慣れていて、敵対者には挑発的な態度を取り続ける。どちらかと言えば裏社会側の人間であるニコを性的な目で見る同業者は少なくはなかったが、本人はそんな視線にほとんど気づくことがなかったし、運良く純潔を守り続けることができたからこそ──自分の肉体の魅力と破壊力を見誤っていた部分もあった。


「……その、急に射精するなんて、いくら何でも興奮しすぎじゃない? それだけあたしのパイズリを楽しみにしてたってことだとは思うけど……♡」


「ぅう゛っ♡ ああぁ゛……っ♡ おぉ……おっ……♡」


 だからニコは、自身の乳房が強烈な性的快感を与えるものだとはあまり思っていないらしい。こうしてアキラが暴発したのも欲情のしすぎだと判断して、少しニヤけながら射精してる時の顔を見つめることに務めていた。


 こういった生意気ながらも女の子らしい部分があるのも彼女の魅力の1つなのだろう。現にアキラもその可愛さとおっぱいのデカさに当てられて、暴発射精とは思えない量を乳内に注いでいた。


「はあっ、はあ……ふう゛……っ♡ こ、こんな……っ♡ 暴発なんてするつもりじゃなかったのに……っ♡」


「結構出したみたいね♡ なるほど、射精する時のあんたの顔はそんな風になるってわけ……♡」


「ぐ……っ♡ あまり見ないでくれ……っ♡」


「あまり見ないで、と言われても……ふふっ♡ 珍しい表情だからついつい見ちゃうわよ♡ それに……あんたのこれ、まだ大きくなったままだし……♡」


 暴発特有の短い乳内射精の時間が終わる。アキラは口元を緩ませ、絶頂の快感が流れ込んで力の入らない全身をベッドに沈ませて呼吸を繰り返す。


 そんな彼をニコは妖しい笑みを浮かべて見守っていた。柄にもなく(今のプロキシ、ちょっと可愛いかも……♡)なんて心の中で思いながら、豊満さに溢れた乳肉で竿の憤りを感じ取る。そう、アキラの肉棒は精を放ったばかりだが、布地にみっちり詰まった谷間の中で硬い怒張を維持していた。


 睾丸に溜め込まれた精液はまだ全部出しきっていない。尿道にもこびり付いたそれが残存しているし、搾り取られたわけでもない。そして何より「ニコのパイズリを乳に挟まれて暴発した事実だけで終わらせたくない」という強い想いがペニスの勃起力を刺激し、着衣乳肉との交尾を望ませている。


 次の快感を求めて無自覚に腰を揺らしているアキラ。彼の射精権を文字通り乳房で握っているニコ。2人のパイズリ交渉はこれで終わり、という流れにはならないようだ。


「ま、おちんちんが勃起したままなら続きをしないといけないわね♡ あんたとあたしの仲だし……それにツケの半分をこれで支払うんだから、顧客が満足するまでパイズリを終わらせるわけにはいかないわ♡」


「はあ゛……っ♡ い、いいのかい……っ♡ ニコ……っ♡」


「ええ♡ 邪兎屋に二言はないわ♡ でも、射精したばかリだとこれは敏感になってるのよね♡ それならちょっと休憩してから『取引』を再開しましょ♡」


 だが、ニコは射精直後の肉棒を労わって休憩時間を設けてくれるようだ。それに少し安心したアキラは吐息を漏らし、深呼吸で心と身体を落ち着かせようとする──その時であった。


「────なーんて、うっそ~~~~~~♡」


──ずにゅうぅ……っ♡ たぱたぱたぱっ♡ ぱちゅぱちゅぱちゅっ♡


「っっ!?♡♡ あ゛っっ♡♡♡」


 小生意気さを含んだ声を出したニコは改めて乳房を構えると、それを容赦なく上下に動かし始めた。


 あまりに不意打ちだったので対応できない。突如訪れた柔らか乳肉の猛襲、下腹部に叩きこまれた強い快感を浴びせられ、アキラは壁の薄い天井に向かって嬌声を吐き出した。


「待つわけないじゃない♡ あたしはいつでもどこでも速戦即決よ♡ ローションもたっぷり入れてるんだから、これだけ激しく動かしてみても痛くないでしょ♡ たっぷり、たーっぷりと気持ち良くなりなさい♡」


 相手を自分のペースに飲み込むなら、何事も間髪入れずに行う。邪兎の知恵の1つである。


 上から下を意識して、とにかく揉みくちゃに。豊満な柔肉から肉棒が抜けださないように圧をかけつつ、チューブトップの締め付けも利用して雄の象徴をズリ扱く。


 ローションに濡れた乳肌が亀頭に絡み、エラの張った部分に引っかかりながら撫でつける。より快楽の伝わる箇所にべったりと張り付き、亀頭や竿を甘やかすことを忘れはしない。ニコ本人はパイズリの初心者ではあったが、自身の頭より大きい乳房の質に頼ることで、下手な女の膣に挿入するより何倍も強い快楽を生み出すことに成功していた。


 ここまで激しいパイズリを不意に始めた理由は、中途半端な男性機能の知識を持ったニコが「射精の後の男性器は刺激には過敏になる」という情報をそのまま「感度が良くなっている」と勘違いを起こしいるからだった。


 敏感になった肉棒を無理に扱いても快感より痛みを与え、悪い意味で腰を捩らせるだけであったが──この世界には、ニコの乳のように気持ち良さだけを上手く与えることができる事例も存在した。


 つまり彼女のそれは射精したばかりの勃起ペニスを扱いても問題はなく、ある意味、すぐにパイズリを再開した判断は間違っていなかった。このまま続ければ精液を漏らさせるどころか、潮吹きすらも誘発することすらできるだろう。例の如く、当の本人は気づいてないのだが。


「あ゛っ♡ あっ♡ あっ♡ ふううぅぐっ♡ やめっ♡ あっ♡ これっ♡ はげしっ♡♡ い゛っ♡♡」


 性行為に関しては素人のニコが行うパイズリはとても乱雑だが、乳肉の豊満さと弾力、マシュマロのような柔らかさがそれをカバーする。拙い技術でも雄を悦ばせてしまう乳脂肪で挟まれ、蕩けさせられていることに射精の危機感を覚えるアキラであったが、声にならない声を搾り出しながら我慢汁をぴゅっぴゅと漏らすことしかできなかった。


 さっきから肉棒のビクつき具合が尋常ではない。膝がせわしなく揺れていて、足先はピンと伸びている。暴発してから間髪入れずに製造された精液が睾丸の中で渦巻き、徐々に尿道へと這い上がり始めていた。


 そう、アキラはもう限界寸前だ。イキたくてイキたくて仕方がなく、震える両手でぎゅっとシーツを掴みながら絶頂を待ち受けている。パイズリの快感に耐える気はない。いや、そもそも耐えようとしてもニコがおっぱいを激しく動かしているせいで不可能なのだろう。


「おちんちん、さっきより硬くなってビクビクしてるみたいだけど……♡ これってイキそうってことでしょ♡ あたしでも何となく分かるわよ♡ へえ、そうなの……♡ また射精しちゃいそうなのね……♡」


「ぐぅ……っ♡ ううぅ゛……っ♡」


 乳内で暴れる肉棒の脈動には流石に気づいたようで、乳房を中心に寄せ上げながら呟くニコ。今の彼女の姿は、アキラにとって精を搾り取る術に長けたサキュバスのようにも見えていた。


 腰を引こうとしても逃げられない。アキラが下半身を揺り動かしておっぱいから無意識に逃げようとしても、股間はたぷたぷの下乳によって押さえ込まれている。このままではあっさりと2回目の乳内射精を果たしてしまう。それが分かっていても彼にはどうすることもできない。


「別に我慢はしなくていいわよ♡ また出しちゃっても追加料金を頂戴するつもりもないし、大人しくおっぱいに挟まれながらぴゅっぴゅしちゃえばいいのよ♡」


「あっ、がっ、ニコ……ッ♡♡ ううぅっ、うっ……♡♡ あ゛っ……♡♡ 我慢っ、できない……っ♡♡ あああぁ゛~~……っ♡♡」


「ぷっ、なっさけない声出しちゃって……♡ あんたのその顔、絶対にリンは見せられないわね♡ ほーら♡ さっさと射精しちゃいなさい♡ あたしの……115cmのMカップおっぱいに白いのびゅーびゅーしちゃえ♡」


「っっっ♡♡♡ なっ、えっ、でか……っ♡♡」


 布地が少し心許ないチューブトップにぎゅうぎゅう詰め込まれていたデカ乳のサイズ、カップ数。それらが突然、本人の口から開示されたことによって、アキラはより一層ペニスの痙攣を強めてしまう。


 自分の発言で彼の性的興奮が煮詰まったことをニコは見逃さなかった。詰めは多少甘いが、それでも卓越した判断力を持つ彼女は乳房の間で存在感を示す暴れん坊にお仕置きを加えるみたいに、竿の根元から先端までを乳肉で一気に挟み潰す。


「はい、ぎゅ~~~~~~~っ♡」


「はあ゛……ッ♡♡♡ あ゛っっっ♡♡♡ でるッ♡♡♡」


──びゅっ、びゅううううぅ~~~~……ッ♡♡♡ どぴゅどぴゅどぴゅ……っ♡♡ びゅっ♡ ぶびゅびゅううう~……ッ♡♡


「ほっ……♡♡♡ おおおおぉ゛~~……ッ♡♡♡」


 凄まじい乳圧加減によってペニスは白旗を上げた。先ほどの暴発射精よりも濃厚で量も多い精液の数々が谷間に叩きつけられる。これが乳房との交尾の末に待ち受ける──完全な乳内射精である。


 亀頭まで乳に覆い隠された状態でのそれは筆舌に尽くし難い悦楽を与えてくる。アキラの喉の奥からは普段では考えられない喘ぎ声が漏れていて、ニコのパイズリで射精する快感の魅力をみっともなく宣伝していた。


「ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅ~~~……っ♡ あはっ、勢いよく出てるじゃない♡ あんたの精液、さっきよりもたくさんおっぱいに注がれじゃってるわ……♡」


「はあああぁ゛っ♡♡ ふぁっ、あっ、ぐ……ッ♡♡ おぉ゛……っ♡♡ き、きもちいい゛……っ♡♡」


「ふふ……♡ 気持ち良いのは当たり前♡ だって、この私のパイズリなのよ♡ あんたのおちんちんくらいなら……そう、お漏らしさせちゃうのは朝飯前ってところね♡」


 膨張しながら精を漏らすアキラのペニスを包んだまま、どこか誇らしげな様子で微笑むニコ。彼女はこんな調子の良いことを言っているが──


(ま、また射精させちゃったわ……「おっぱいの大きさを教えてあげたら男は興奮する」ってインターノットに書いてたけど、いくら何でも効きすぎじゃない……? ま、まあ、気にしてても仕方ないかしら)


 内心では動揺している部分もあった。だが、それをおくびにも出さないのが彼女のプロ意識の高さ、邪兎屋のリーダーらしい立ち振る舞いなのだろう。パイズリに関しては素人だが、感情の駆け引きにおいては素人じゃないのがニコ・デマラという人間である。


「でるでる……っ♡ ニコのおっぱい……っ♡ あっ、う……っ♡ 精液吸われる……っ♡ くお……ッ♡」


「それにしても……おちんちんから出てくるこれ、全然谷間から飛び出してこないわね♡ よっぽどの恥ずかしがり屋さんってことかしら♡ それとも、私のおっぱいが大きすぎるせいで出ていきたくても出てこれないだけだったり……♡」


「ううううぅ゛……っ♡ くそ……っ♡」


 おっぱいを下ろした直後の暴発が1発目、これが2発目。ニコの乳房の中にはそれなりの量の精液が吐き出されているはずだが、一向に外へと脱出してくる気配は見せない。


 放出した子種は全て乳肉に絡め取られて役割を終えてしまう。アキラは必死におっぱい種付け、もとい無駄撃ち乳内射精に励んでいるわけだが、彼女の顔を汚すことすら叶わないのだ。その事実に強い敗北感を覚えていたが、それは逆に性的興奮を深める材料として使われてしまい、結果的に彼の吐精は長く続いた──


「もう……♡ どんだけ射精するのよ♡ おっぱいの中、きっと精液でぐちゃぐちゃに汚れて酷いことになってるわね♡」


「はあ、はあっ、はあ……っ♡ ふー……っ♡ ああぁ……っ♡」


「まだ勃起してるみたいだけど……2回も出せば十分でしょ♡ あんたも結構満足してるだろうし、パイズリはこれで終わりにしようかしら♡」


 ニコはそんなことを言いながら、短時間で連続射精を果たしたアキラの様子を見ていた。乳内には大きくなったままの肉棒が存在感を示しているが、これくらい出せば男は満足するだろうと勘違いした彼女は胸を持ち上げ、剛竿を解放しようとした。


(まだだ……っ♡ まだっ、ニコのおっぱいで射精したい……っ♡ 種付けし足りない……っ♡♡)


 だが、禁欲していたアキラがこの程度で満足するはずがなかった。ペニスの勃起が維持されているのは性欲を解消しきれていない証拠。


 これでパイズリが終わってしまうなんて考えられない。「ニコのおっぱいに欲望をぶつけてやれ、あわよくば孕ませてやれ」と生殖本能を訴えかけてくるものだから、彼はじっとしたままではいられず──


「いっぱい胸に射精されちゃったし、後でシャワーを貸してもらってもいいかしら、プロキ──」


「に、ニコ……ッ♡♡」


「──きゃっ!?」


 プロキシ活動の関係上、運動不足になりがちな肉体の力を振り絞り、ベッドの上で体制を入れ替えて彼女を押し倒して馬乗りになった。急に肩を掴まれたかと思えば、次の瞬間には視界がぐるりと回転したことに驚きの声を上げるニコ。この場における主導権がほんの数秒で逆転し、さっきまでパイズリで喘ぎまくっていたアキラが優位性を手にしたのだ。


「ちょ、ちょっと待って! まさかパイズリだけじゃなくて……せ、セックスもしようしてるつもり!? それはまた話が別よ! 第一、こういうのは心の準備と段階ってものが……!」


「ごめん、ニコ……っ♡」


 いきなり強引なことをされたのもあってか、見るからに慌てているニコは色々と勘違いしているようだ。今、自分が見上げているプロキシの男はさらなる性行為を望んでいるのだと。このニコ・デマラとセックスをしようと考えているのだと、間違った判断をしながら赤面していたわけだが、アキラはニコと交尾をするつもりは全くなかった。


 息を荒げる彼の視線は、南半球がまろび出ている爆乳おっぱいにいつだって釘付け。ニコを押し倒した拍子に乳肉から抜けてしまった肉棒の先端を下乳の谷間にぷにゅっ♡と触れさせると──


「もっと……っ♡ もっとおっぱい使わせて……っ♡♡」


「へ?」


 そう呟きながら腰を前に押し出し、再び胸の谷間に淫竿を挿乳した。


──にゅぷぷぷっ……♡


「おおおぉ゛~~~~……っ♡ ふっ、かぁ……っ♡」


「んっ、あっつ……♡ な、なによ……大胆なことをしたかと思えば、結局おっぱい目当てだったのね……♡ お、驚かせてくれるじゃない……♡」


 股間は下乳に密着させ、怒張した肉棒で爆乳を犯したことによる挿入感、多幸感に打ち震えるアキラ。


 ただでさえ豊満でMカップの乳肉に肉棒全体を挟まれる快楽は天国のようで。自分の手で双乳を横から押さえてやると、さらに刺激の強い乳圧がかかって柔らかく潰される。気持ち良い。気持ち良すぎて歯をカチカチと鳴らしてしまう。


 精液やら我慢汁やら汗やらでヌルついた谷間は男根を歓迎し、激しいパイズリセックスを誘っているかのように亀頭へと纏わりつく。このままではいられない。今すぐ腰を振って、今度はこちらからニコの爆乳をレイプし、本来の雄と雌の関係性と立場を分からせてやらなければいけない。


「うっ、動くよっ、ニコ……っ♡ おっぱい犯すから……っ♡ そのままじっとしてて……っ♡」


「……っ♡ そんな顔で頼まれたら、断るわけにはいかないわね……♡」


 おっぱいに夢中になっているアキラに母性のような物が目覚めたのか、無抵抗のまま素直な態度で顔を赤くするニコ。本人の許可を取ったのをいいことに、アキラは腰を前後に揺らして柔乳肉の感触を味わい始めた。


──ずにゅうう……ぱちゅん……っ♡ ずにゅ、にゅるる……ぱんっ♡ ずりゅりゅ~~……っ♡


「くっ、う゛っ……♡ 吸い付き良すぎ……っ♡ おっぱいに腰を振るのがこんなに気持ち良いなんて……っ♡ こ、この……っ♡♡


──ぱちゅっ♡ ずにゅっ♡ ぱんぱんっ♡ ばっちゅっ♡ ばっちゅっ♡ どっちゅっ♡


「あっ♡ ん……っ♡ ちょっと、最初から腰振り激しすぎじゃない♡ 早漏の癖にここまで本気になっておっぱいピストンしちゃってもいいのかしら♡ さっきみたいに……いえ、さっきよりも早く射精しちゃうかもしれないわよ♡」


「ぐっ♡ あぁ゛っ♡ おっ♡ せまっ♡ くっ、はぁ゛っ♡ エロすぎるっ♡ このおっぱいっ♡ あっ♡ はあ゛っ♡」


 小刻みに腰を動かす速めのピストン。卑猥な雌とセックスをしている最中、イキそうになってきた男が行うそれと同一の行為を、アキラは爆乳おっぱいに向かって懸命に披露していた。


 容赦なく谷間を犯すパイズリレイプを行えば行う度、ふわとろな乳肉に溺れさせられる。真っ赤な亀頭もエラが張ったカリ首も全部飲み込まれて、亀頭の先っぽすら外気に晒されることはない。


 相手が悪すぎる。乳犯しの快感を深く堪能したいのであれば、もう少し腰振りの速度を落とすのが上策なのだが──欲情して理性の蕩けているアキラの頭の中に「妥協」の2文字は存在しない。具合の良すぎるデカ乳肉に濃いのを種付けしてやるため、ペース配分を考えずにピストンする下策を選ばずにはいられなかった。


「はあ゛っ……♡♡ ふうっ、この……っ♡ おっぱいめ……っ♡ んぅ……っ♡ あ……っ♡ きもちっ、いぃ゛……っ♡」


 ニコの言う通り、アキラはおっぱい好きの上に早漏気味。既に数回射精していたアドバンテージがあっても、ここまで激しい馬乗りパイズリを行えば、それも無に帰す。加減して腰を揺らせば射精を数分は耐えられそうな状態だったのに、彼は自ら有利な状況を投げ捨てているようなものであった。


 腰の奥と肉棒の根元が疼く感覚。急激に膨れ上がり始めている絶頂感が乳肉へのピストンの勢いを後押しする。ニコの胸は男の精を徴収するのに適しすぎている物体。自分から犯しに行く愚かな真似をすれば、例えアキラでなくとも見苦しい声を出しながらお漏らしを行うのは確定事項だった。


「あっ、あ゛っ……♡♡ ま、まだ始めたばっかりなのに……っ♡♡ もう、ぅ゛……ッ♡♡ でそう……っ♡♡ イク……っ♡♡」


「やっぱりイキそうになってる……♡ 不意打ちであたしを押し倒して、おっぱい犯すのに成功したところまではよかったけど……くすっ♡ 理性吹き飛ばしながら腰振っちゃったせいで長持ちしなかったわね♡ まあこうなった以上は仕方ないし、せめてあんたが満足しきれるように手伝ってあげるわ♡」


 早くも限界を訴えるおっぱいレイプ犯をにこやかな表情で見上げるニコ。彼女は胸元に柔らかい両手を伸ばし、そのままアキラの手の上に重ねて圧迫した。


──ぎゅちっ、ぎゅううぅ……っ♡


「お゛っ、うぅ……っ♡」


「ほら♡ これで乳圧強くなったでしょ♡ あんたの好きなタイミングでおっぱいに射精しちゃってもいいわよ♡」


 吐精に向けて膨張する肉竿。それを甘くぎっちぎちに締め付けるデカ乳の圧迫。絶頂を耐えられるわけがないし、そもそも耐えたところで良いことは1つもない。


 ニコもこうして乳圧の援護を加えてくれている。だったら、もう乳内射精してやるしかない──その考えの元、アキラはガクガク震える下半身に何とか力を入れてラストスパートへ。


──ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅっ♡ ぱんぱんぱんぱんぱんっ♡


「うううううぅ゛~~~~~っ♡♡ っっ♡♡♡ 腰止まらないっ♡♡♡ あぁ゛っ♡♡」


 さながら本当のセックス。隣の部屋どころか1階のカウンターにまで響いてそうな交尾音を聞けば、誰もが「この部屋で猛烈な性交が行われている」と勘違いしてしまうことだろう。


 もちろん、実態はそうではない。締め付けが強く様々な液体でにゅるにゅる乳肉と化したおっぱいオナホに肉棒の抜き挿しを繰り返し、腰が下乳に接触する際に鳴る音がより強まっているだけ。


 孕みもしない乳房に男性器を突き込んで何が楽しいのか。子孫を残せない行為は無駄、雄らしく膣に挿入してデカ乳の雌を屈服させてやるべきだ──今のアキラからすれば、これらの正論は全て戯言に過ぎない。ニコの乳房に魅了された彼は、もはや乳内に濃厚ザーメンを捧げることしか考えられない生物に変貌しているのだ。


「出しちゃいたいなら出しちゃいなさい、んっ……♡ こんなにおちんちんビクつかせてるってことは、また白いのぴゅっぴゅしたくて堪らなくなってるんだろうし♡ あたしのおっぱいに腰叩きつけて、溜まったムラムラを全部漏らしちゃった方がお得よ♡ ツケの半分を負担してまでやりたかったことなんだから遠慮しないで、欲望に身を任せて……♡」


 ニコの言葉に煽られて加速する乱暴な腰使いと焦燥感を制御できず、出口を求めて尿道を這い上がり、塊となった精液が亀頭に殺到する。今すぐにでも噴き出しそうな子種を抑えることは不可能であり、できることと言えば発射のタイミングを数秒遅らせることだけ。


「だめっ♡ ぐっ♡♡ イクイクイクイクっ♡♡♡ でるっ♡ もう……っ♡♡ でっ、る……ッ♡♡♡ うううううぅ゛っ♡♡♡」


 アキラは豊満な乳房を渾身の力で掴む。射精感に身を任せながら腰を深く押し出し、ばちゅんっ♡と腰と乳肉が激しくぶつかり合う水音を盛大に打ち鳴らす。最大限に勃起した肉棒の先端まで乳内に挿乳し終えた後は、間もなく訪れる強烈な快感の前兆に身震いしながら──幸せの頂点へと達した。


「いっ、あっ、ぐうぅ────あぅ゛ッッッ♡♡♡」


──どびゅっ……♡♡♡ びゅぶぶっ♡♡ びゅっくっどぴゅっ♡♡ びゅううっ♡♡♡ どくどくどくっ♡♡♡ ぶびゅ~~~~~ッッ♡♡♡


 鈴口から溢れ出る白濁が胸の谷間に打ち込まれる。びゅるびゅる、どくどくと迸るそれは乳肉をさらに汚していき、あわよくば妊娠させようとへばり付く。


「あっ、ちょっ、うわ……♡ しっかりおっぱい押さえてるのに谷間から出てきちゃってるじゃない♡ どれだけ勢いよく射精してるのよ……♡」


 3回目になる乳内射精の勢いは流石のニコの胸でも止めることができなかったようだ。爆乳の谷間から出てきた精液がゆっくりと首筋に流れ、チューブトップに透明な精液染みを作る。


 柔乳によって竿ごと潰された尿道を掻き分けて精液を放つ快感に腰が砕けそうになるアキラ。弾力のある乳脂肪で射精中の肉棒が抱擁される多幸感に酔いしれているのだろう。意識どころか魂まで抜けてしまったかのように恍惚としたアキラは掴んでいる乳肉を中心に寄せて、腰を揺すりながら青臭い子種を吐き出す行為にすっかり夢中だ。


──びゅるびゅるっ、びゅっ……♡ ぶびゅっ♡ どくどくっ♡ どぷっ……♡


「ああぅ……っ♡ ニコ乳やばい……っ♡ あっ、う゛っ……♡ 出る……っ♡ 全部出す……ッ♡」


──びゅっ、びゅ……びゅる……っ♡ びゅ……っ♡ どぷぅ……っ♡


「ふーん……♡ さっきよりは長い射精じゃなかったけれど、おちんちんから漏れ出てきた精液の量はすっごいわね♡」


「はあああぁ゛……っ♡ こ、腰抜ける……っ♡ 気持ち良すぎて……っ♡ 頭がぼんやりして……っ♡」


「ふふっ、少し無理しすぎたんじゃない♡ 短時間で3回もイったりしたら誰だって疲れると思うわよ♡ ……それにしても、もう体がベッタベタ♡ この服も、あー……洗濯しないと臭いも汚れも取れなそうだわ、これ……♡」


 肉竿の脈動が小さくなり、尿道に残った白濁汁も出し尽くしたところで、改めてアキラはニコのおっぱいの惨状を目にする。


 乳内に収まり切らなかった精液が上乳からも下乳からも顔を出しており、彼女の肉体をねっとりと穢す。いつの間にか染みが広がっていたチューブトップも着ておくのは不味いだろう。もしこのまま外に出たとして、男性の通行人に姿を見られたら「あっ、あの女は着衣パイズリで精液を搾り出した直後なんだな」と思われ、卑猥な視線を胸元に向けられまくる可能性があるからだ。


「……リンが帰って来る前にさっさと処理をしないといけないわね。まずはシャワーを浴びて……あっ、プロキシ。後で洗濯機も借りていいかしら?」


「も、もちろんいいけど……っ♡ ふうぅ~……っ♡ はあ゛……っ♡」


「気持ち良くてうっとりしてるところ悪いけど……あんたもバレないための準備をした方がいいわよ? そのままだと匂いで気づかれるかもしれないし。あたしの後にプロキシもシャワーを……と思ったけど、せっかくだから……」


 ニコはベッドから起き上がり、近くにあったティッシュで胸元に付着した白濁液を拭き取りながらこう言った。


「一緒に入っちゃう?」


「……っ♡ う……っ♡」


 その魅力的な提案を断る選択肢は思い浮かばず。アキラはこくりと頷き、それを肯定の返事代わりにするのであった。











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「はあ……どうしたものかな」


「ンナナ……(アキラ、どうかした?)」


「ああ、イアス。別に何でもないよ。気にしないでくれ」


「ンナ、ンナ(分かったよ。……何かあったらすぐ呼んでね)」


 ウサギの姿をした自律型の小型ロボット、首元に「01」と書かれているスカーフを巻いたボンプはアキラに話しかける。


 ソファーに寄りかかりながらも、ため息をついて憂鬱な表情をした店長を心配しているが故の行動であったが、当の本人は何でもない風に装う。見るからに考え事があるのは明らかであったが、深く聞かない方が良いと思ったらしきボンプはアキラから離れていく。


 小走りで去っていったボンプの背中を見つめ、その姿がドアの先に消えたことを確認して──アキラは腕を組み、1週間前にビデオ屋で起きた出来事について後悔の念に駆られる。


(……うーん、どう言い訳をすればいいのか全く分からない。ツケの半分だなんて……僕はどうしてあんな条件を呑んでしまったんだ……)


 そう、その出来事というのはニコによる着衣パイズリ抜き行為である。されている時は確かに気持ち良かったものの、時間が経って頭が冷静になってくると、大量にあったツケの支払い代わりにするという条件で性欲を処理してもらったことに深く悩むようになったアキラ。


 ただでさえ、このビデオ屋を経営・維持するのに資金がカツカツなのだ。ツケはどうしてもディニーで払ってもらう必要があった。それなのに誘惑に負けておっぱいで挟まれた挙句、契約書まできちんと書かされてしまった。


(こうなったのは僕のせいだ。リンにはしっかり謝る以外の道はないか……例え軽蔑されたとしても)


 彼女が買い出しから帰って来たら謝ろう。そして、ニコにはせめて残りの半分は現金で支払ってほしいことを伝えなければ。その決意を強めたアキラがソファーから立ち上がった瞬間──


『パエトーン! ねえパエトーン! いるんでしょ! どっちでも良いから出てきて!』


「ん……? この声は……ニコ?」


 聞き覚えのある大声が部屋の外から聞こえてきた。その声がニコの物であると判断したアキラはすぐさまスタッフ室の扉を開き、カウンターへと移動する。


「……あっ、アキラ! ちょうどいいわ! 今、ここにいるのはあんた1人だけ?」


「リンは買い物に出かけてるし、僕1人で留守番してる状態だけど……」


「それならタイミングばっちりね! あんたと『この前の取引』の話をしたくてここに来たから都合がいいわ! 2階で話をしましょ!」


「この前って……うわっ、ニコ! そんなに引っ張らないでくれ!」


 都合が良い。この前の取引の話がしたいと言いながら、ニコはアキラを引っ張る勢いで2階に移動する。当然の如く、行き先はアキラの部屋の中である。


「急すぎて付いていけないよ、ニコ。一体何の用なんだ?」


「説明の前にあたしの質問に答えて! ……あの時書いた契約書はどこにあるの?」


「え? 契約書?」


「だ・か・ら! その……あたしがあんたにパイズリしてあげた日に書いた契約書よ! 『ツケの半分を支払います』って記載されてるやつ!」


「は、はあ……それなら、そこの机の上に置いてあるよ」


 なぜか押しの強いニコの質問に答え、箱を模した机の上に置かれている書類を指差すアキラ。彼は毎晩、ニコとの間に交わした契約書を見て頭を抱えていたのだ。


「話が早くて助かるわ……」


「えーと、ニコ? その契約書を持ってどうす……」


「ふん!」


──ビリビリビリっ!


「なっ……!?」


 ニコは契約書を手に取り、一通り眺めたかと思えば──女の子らしく可愛い細腕を動かし、一気に破り去って紙くず同然にしてしまった。


「よし、これでこの契約書は実質無効ね。後は……」


「……ニコ、どういうつもりなんだい? それは君にとって有利になる契約書なのに──」


「はい、これ。受け取ってちょうだい」


 そう言ってニコがアキラの前に突き出したのは大きめの布袋であった。中からはジャラジャラと金属音が鳴っていて、それを聞いたアキラには中身の正体がすぐに分かった。


「これは……ディニー?」


 ああ、この袋にはディニーがぎっしりと入っているのだと。十分に生活費やプロキシ活動でかかる費用の足しにできそうな金額が詰め込まれているのだと理解できた。


「その袋の中には、これまであんたたちに借りてたツケの半分……それくらいのディニーが入ってるわ」


「……色々聞きたいことはあるけど、まずはこのディニーの出所から教えて欲しいかな」


「ふふん、前にも言ったでしょ? 新しい依頼を何個か受けてたって。その中の依頼主に太っ腹な奴がいてくれて助かったわ! おかげでツケの支払いにも邪兎屋の活動費にも回せるお金を手に入れられたんだから!」


「それはまた……珍しいね」


 まるで信頼できる儲け話を聞いた時のように上機嫌なニコ。この1週間で彼女と愉快な仲間たちは数々の依頼を達成し、気前の良い依頼主から運よく大量のディニーを貰えたらしい。いつも依頼のトラブルに巻き込まれては1ディニーの利益にならずに終わったこともある邪兎屋であったが、今回は依頼達成に見合う報酬と名誉を受け取れたようだ。


「でも、その報酬があっても邪兎屋は赤字から抜け出せないし、借金は支払いきれないはず。少しでもツケが払えたならその方が良い。それなのに、どうして僕との間に交わした契約書を破るような真似を?」


「そ、それはまあ、単純な話よ」


 ニコは部屋の壁に背中を預けながら腰に手を当てる。さっきとは打って変わり、彼女はどこか不安そうな、落ち着きがなさそうな雰囲気で口を開く。


「……こういう借金の支払いをしたら、後々あたしたちの信頼が崩れないかなって不安になっただけ。リンにも言い訳しづらいでしょうから、やっぱりディニーで払おうと思ったわけ。もう半分もいつか絶対払うから……少しだけ待っててくれないかしら」


「ニコ……君がそこまで殊勝な考えをできるとは思っていなかったな。見直したよ」


「な、なによ! あたしだって世のため人のために良いことをする場合もあるんだから! それに……」


「それに?」


「おっぱいで気持ち良くなってる時のあんたの顔を見てたら、ますます申し訳なくなっちゃったし……♡」


「……っ♡」


 アキラは狡猾ながらも義理堅い一面もあるニコの話を聞いていたが、最後の発言によって自分が目の前の爆乳少女にパイズリされたことを鮮明に思い出してしまった。


 あの爆乳で挟まれて、犯して、柔らかい肉に種付けしたことも。一緒にシャワーを浴びている時に泡がついた乳房で肉棒を洗われてしまったことも記憶にこびり付いている。ニコが薄着を好み、胸の谷間を出すような煽情的な服を好んでいるから余計にだ。


 そうした要因もあってか、パンツの中で息を潜めていたアキラの愚息はむくむくと膨らみ始め、やがて股間を見ればすぐに勃起していると分かるくらいズボンを膨らませてしまっていた。


「……って、ちょっと♡ あの日のことを思い出したのかどうかは知らないけれど、あんたのこれ、すっかり勃起しちゃってるじゃない♡」


「うぅ……ごめん……っ♡」


「まったく仕方ないわね……♡ ほら、ズボンを脱ぎなさい♡ リンが帰って来る前に処理してあげるわよ♡」


「い、いや……っ♡ 放っておけば収まるから大丈夫だよ……っ♡」


「へえ……♡ そうやって断るのはもったいないと思うわよ♡ 今度はツケの支払いも関係なし、長年の付き合いがあるから無償サービスで……♡ あんたのおちんちん、おっぱいで挟んであげようと思ったのに♡」


「う゛……♡ あっ……♡」


「くすっ、ズボンの上からでも分かるものね♡ おちんちんがびくびくしてるっていうのは……♡ そんなに我慢できないなら……なおさらパイズリでお射精ぴゅっぴゅした方が良いと思うけど……♡」


「わ、分かった……っ♡ お願いするよ……っ♡ お願いするからっ、挟んで……っ♡ ニコのおっぱいで……っ♡」


「ええ、いいわよ♡ やっぱり人間素直が一番ね♡ さくっと抜いてあげるから……覚悟しておきなさい♡」


 こうして再び、何でも屋の女社長はビデオ屋の若き店主を籠絡することに成功した。


 今度はビジネスも借金も関わらない、ただ心の中にある確かな好意に従って性欲処理を提案するニコ。彼女の手、もとい豊胸によって、興奮したアキラの肉棒が挟み込まれ──妹のリンがビデオ屋に帰ってくるその時まで、ご奉仕パイズリで子種を搾られまくったのは言うまでもない。


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