「みろケンちゃん、コレがAIのべりすとだ。」
僕は理梶賢作、この理科研究部の部長だ。今日はQちゃんが面白い物をみつけたからと不思議な装置を持ってきた。
話を聞くとどうやらこの辞書のような分厚い板に文章を書くと、その通りの出来事が起こるらしい。
「パパが今開発中の装置でね、試作品を貸してくれたんだ。」ほお、と僕は声をつく。Qちゃんはいつも碌でもない発明品を作るが、彼女の父親は世界一の科学者である。そんな人が作った装置ならちゃんとしているだろうとその時は思ったのだ。
「じゃあ早速使ってみようよ」そう言って僕は装置に記入してボタンを押した。
するとQちゃんは無言で自分の財布から5千円を僕に渡してくれた。「わーありがとうQちゃん」「な、な、な、何で私が君に5千円を渡さないといけないんだね!」「お金が貰えるって記入したんだけど、その装置の効果は本当なんだなあ」「今月の全財産だぞ!」そしてしばらくするとQちゃんは僕の肩を叩き、無言で首を振った。
「おいQちゃん、どういうことだ?金返せ!ふざけんな!」
Qちゃんは何も言わずに部屋から出ていった。僕は怒りながら彼女に電話をする。しかし彼女は出ない。仕方ないのでメールを送ることにした。内容は『金を返せ』だった。するとしばらくして彼女から返事が来た。それは写真付きのメールだった。
そこには見知らぬ男と一緒に映っているQちゃんの写真があった。
「うむ、やはりな。私の予想通りの結果となったか」
「やっぱり君のお父さんの仕業なのか?」
「ああ、そうだともケンちゃん、あの装置は君が書いた通りに起こるわけじゃない。」
「というと……?」
「例えば君は先程、『Qちゃんは俺に金を返したくなる』と書いただろう?だが実際に起こった出来事は『Qちゃんがケンちゃんに五千円を渡す』というものだった。君に借りたお金は500円ほどだったにも関わらずだ!つまりあの装置は誤解が多い。よほど細かく指定しないとおかしな結果が出力されるようだ」
なるほど、と納得すると同時に、ではどうやって使おうかと考える。まぁ大体使い方はわかるのだが、少しだけ実験をしてみたくなった。
そこで僕は適当に文字を書き、ボタンをおす。
すると目の前には小さな女の子が現れた。
金髪のツインテール、サングラスをかけたその子は、僕の方を見るなりこういった。
「私は天才発明家のQちゃん様だ。貴様に頼みたいことがある。まずはこの箱を見てくれ。」
小さい私じゃないか!とQちゃんは驚いていた。そう、僕はこの装置に「Qちゃんがこの装置を発明した事になる」と記入してみたのだ。思っていた結果とは違ったけど面白い事になった。僕は早速言われた通り箱を見た。
「箱?これはただのダンボールじゃないか」
「違う、よく見てみるんだ。この中に何か入っているはずだ」
「何も入ってないけど」
「おかしいな、確かに入れたはずなのに」
「何を入れたんだよ」
「…………」
「黙るな!」
「うるさいな、この箱の中は空っぽだったんだ、だから君に頼んでるんじゃないか!」
「お前は一体何を言っているんだ……」
僕は思わず頭を抱えた。
「いいかい、ケンちゃん。私は君に依頼をした。しかしいくら待っても何も起こらない。だからもう一度聞くよ、そこにいるのは誰だい?」
「いやいや、この子はQちゃんだよ」
「いーや、ちがうね!そいつはQちゃんではない!正体を見せろ!」
「なんでそうなるんだ!」
「ええい面倒くさい、こうなったら実力行使だ!」
Qちゃんはそう叫ぶと、懐から銃を取り出して僕に向けてきた。
「おい、嘘だろ」
パアンと発砲音が部室に響く。僕は訳もわからないまま死んでしまった。
………
「どうだ、面白いだろう。こんな風に自動で小説を作り出せるんだ。」
と、Qちゃんは自慢げにこのなんとも言えない小説を僕に見せてきた。
「コレを使えば私も天才小説家にもなれるかもしれんな」
「なんで最後僕が死ぬんだよ!こんなデタラメな内容面白くないよ!!」
そうかなあという顔をしながら自分の作った小説本を眺めている。どうやら夏休みの読書感想文のために本を読むのがめんどくさく、だったら自分で作った小説で感想文を書こうと思い立ったらしい。それならば感想文をAIに書かせた方がいいのでは…と僕は思ったが黙っておいた。
どんなにAIが発達しても、使う人間の知恵が必要な事は変わらないだろう。
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(太字:手入力、途中文章がおかしい部分も修正。)(その他:AIのべりすと生成)
今更AIのべりすとに登録して小説を書かせてみました。設定入力とか思ったより難しく中々上手く作れなかったので卑怯な手を使って起承転結を整えてしまった…。
ただ途中途中自分でも先が気になる展開になるので、適当に出力させてそこからアイディアのインスパイアを貰ってネームを書く…とかも楽しいかもしれんね。
ちなみに挿絵もAI「Stable Diffusion」に描いてもらいました。白衣の女子高生でリクエストしたら褐色オプションつけてくれて嬉しい。青、白、黒のキャラ配色がセンスいいなー。褐色(というか黒人?)の肌色と白衣は相性がいいのでいつか自分でも うみ出したい枠だなとか思いました。漫画だとトーン貼るのめんどいのでなかなか褐色のキャラを作れねえ…
いつもご支援ありがとうございます!
あっという間に8月が溶けた…………怖い…