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Kana◇ami
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金網備忘録 髪

ようこそ金網備忘録へ。

今回は髪の塗りかたについての研究記録です。



ベース色

●ベースとなる色は今までよりも暗い色を使用する。(特に白髪)理由は以下のとおり。

・ハイライトを目立たせるため。特に、明るい色の髪のキャラクターには注意。

・全体のコントラストバランスを合わせるため。ほかのパーツに合わせて影を濃くしたりすると、髪だけ見た時に質感がおかしくなるため。

・環境光・反射光をはっきりと描写するため。詳しくは後述するが、目立ちすぎない程度の色合いで表現する必要があり、髪の色が明るすぎると、環境光・反射光も薄い色になって、わかりにくくなってしまう。


影(&テカリ)について

・ベースより暗い色は2色+濃い影色で表現する。(一応従来通り)

・今までやってきた「薄い影の境界線に濃い影を描き、髪のテカリを表現する」という手法をやめる。(場合によっては使用するが、メインでは使わない。)

・今まであまり使わなかった「指先ツール」で髪の毛の細かさを表現する。ただし、使いすぎてメリハリがなくならないように注意!

・ベースの色を主役とすることが多いため、影を塗りすぎてベース色の範囲が少なくなりすぎないように注意する。


ハイライト・環境光・反射光について

・ハイライトはほかの物体のハイライトに合わせる必要があるが、僕はあんまりテカテカした質感よりも、アニメ塗り風のコントラストが抑えられた塗りが好きなので、要調節。

・影同様、指先ツールを使用する。(左のハイライトは少し指先ツールの使い過ぎ。この髪色髪型ならきれいに映るかもしれないが、ほかのキャラクターとの統一性を考えるともう少し抑えた方がよい。)

・ベースに近い色で塗った後、部分的に明るい色を重ね塗りして明るさのバランスを保つのも有効。

・環境光・反射光として、ベースとは別の色相の色を使用し、情報量を増やす。使用する色は他のパーツに使用している色などを選び、統一感を無くしすぎないようにする。(今回はキャラクターの目の色と、空気遠近法などに使用する色(まつ毛のハイライトと同様の色相の色)を選択。)

・今までは、薄い色になるように空気遠近法を使用していたが、全体の情報量によっては濃い色を使用しても良い効果が得られると予想。

・別の色相の色は情報量を増やすのに有効だが、使い過ぎには注意。(例えば、長い髪のキャラクターの髪先に過度な差し色を使用すると、逆に顔周辺の情報量が相対的に下がる…など)

・同様の差し色を、衣服などにも使用する必要あり。

・なお、色が濃すぎたり、ベース色と明度が違いすぎるとテッカテカなイメージになってしまうので注意。逆に、濡れた状態や、環境光が強い環境などのイラストでは有効。


その他

・今までよりも髪の流れを意識した線画・塗りをする。(つむじを少し頭の前面に描写するなど…)

・塗り中にミスをしないためにも、髪の線画は省略を抑える。描きすぎたのなら、配色の後に消すか、色トレスなどをすればいい。

・アホ毛やおくれ毛などを線画なしでハイライトや陰で表現する頻度を上げる。(情報量UP)

・「ここは影だから絶対に暗い色になる」という考えは捨てる。バランスやイメージにそぐわないなら、たとえ物理的に影になる部分でも多少明るくしてよい。必要ならば、環境光を使用するなり、物理的に正しくなるようにシチュエーションの方を変更したりなどすればOK。イラストだもの。



 実は1パターンの塗り方をボツにしました。クレヴィちゃんはかわいく描けても、カナがイメージと違う…という状態になったので改善できるまで考え直しました。イラスト一枚の話ならば別にいいけど、あくまで僕の絵柄の話であるため、カナもクレヴィもほかのキャラも、統一感を崩さずにかわいく描ける塗り方を身に付ける必要があります。


 次回は肌です。前回と今回の時点ですでに色の調整を行っていますが、全身を塗ってみないと何とも…

 また、うちには何とは言わないけど大きいキャラ小さいキャラ細いキャラ太めのキャラがいますので、それぞれいい感じにバランスよく表現しなくてはなりません。みんな違ってみんな良いなら、みんなを良い描き方を習得しなくては…


追記

上の画像のカナの顔、髪で輪郭を隠しすぎている点がマイナスです。スラッとしたイメージを出したいところ。


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