【登場人物】
相模 舞
太宮高校 家政科 2年
身長:158cm
体重:52kg【-160kg】
※当物語は実在の人物・団体とは一切関係ありません。
【9月】
夏休みが終わり学校が始まった。8月は太宮さんの家に入り浸り考えられない位太った気もしたが、今の体型は至って身軽。お腹は制服で隠れていて袖にも余裕がある。スカートだって膝が隠れる位の長さが確保されている。間違ってもお腹やお尻が丸出しみたいな格好ではない。
「太宮さん、おはよー」
「相模さん、おはようございますー」
ややぽっちゃり目だが、昨日までを知ってるだけに痩せて見える太宮さん。ドリンクを飲んでからどことなく明るくなった気がする。
「食欲はおさまってるの?」
「ええ、今朝は普通に食べてきましたよ」
お腹が減った...きゅるると鳴くお腹の音が空腹を告げている。授業が終わりお昼休みだ。
「相模さん!食堂でお昼取りません?」
太宮さんがそわそわとしながら話しかけてきた。お腹を手で押さえてるあたり、余程お腹が空いてるのかな。
「いいよー食堂行こ!」
食べ盛りの高校生が利用するだけあって値段の割に量が多いのが特徴の食堂。食券を購入して注文するのだが...
「んん?太宮さん?何枚買ってるの?」
「えっ、カツ丼とラーメンとチャーハンと...」
手にした食券は5枚。そのどれもが麺や米などの主食だった。
「そんなに食べられるの?」
「今朝もこの位食べてきたから...」
長机の一区画を占領するほどの食べ物を太宮さんが食べ始める。ラーメンの麺だけを食べきり、ご飯ものへ。ラーメンのスープで米を流し込む。米、スープの繰り返しでみるみるうちに机の上の食べ物が減っていく。私がラーメン大盛セットのラーメンを食べ終わる頃に太宮さんは4品目を食べ終えていた...
「太宮さんの食べてるところ見てると食べてるのにお腹減っちゃうなぁ…もう一品頼んでこよッ!」
結局お昼休みギリギリまで食堂で食べてしまった。大盛ラーメンとチャーハンのセット、カツ丼、カツカレー大盛、特盛ご飯と油淋鶏など。不思議なことに結構な量を食べたのにお腹が全く苦しく無い。3、4ヶ月前なら無理をしてやっとで詰め込んでお腹がパンパンになっていただろう量だったが、スラッとした身体になった私のお腹は食べる前と変わらない大きさだった。太宮さんも相当食べた割には食べる前とあまり変わらなかった。
【翌日】
「ふぬぬっ...ふッ!」
かちっ!スカートのホックが留まった。昨日は難なく履けたはず。いま履こうとしているスカートがいきなり縮んでしまったのかと思うほどに履くのが大変だった。
「スカートにお腹のお肉が乗ってる?」
触るとぷにぷにとした感触。昨日までは無かった贅肉の感触。
「昨日調子乗って食べ過ぎたかなぁ…結局夕ご飯も結構食べて、夜食まできっちり食べちゃったしなぁ…」ぐぅぅぅぅ。低い音でお腹が鳴った。
「お腹空いたなぁ...朝ご飯食べよ...」
茶碗一杯のご飯と味噌汁、目玉焼きを用意した。
「いただきま...あれ...朝ご飯無い...??」
確かに先程までそこには朝ご飯があった。しかし、気が付くと目の前には何も入っていないお皿が有るだけ。
「もっかいよそってこよう...」
炊飯器のお米も無くなっている。鍋に入っていた味噌汁も無い。仕方なく冷蔵庫に入っていた牛乳を飲み干し、学校へ向かった。
「うぅ、お腹減ったぁ...」
一限目の終業チャイムが鳴ると同時に大きなお腹の音が鳴る。朝ご飯を食べていない為か感じたことのない空腹感に襲われた。10分休憩の間も購買ではパンを売っていたはず。
「ちょっとパン買ってこよう...」
購買でパンを買って、空腹感を満たそうと食べるが、ほんの二口、三口で食べ終わってしまった。全く足りないが、授業が始まってしまうので仕方なく教室に戻った。
「次の休み時間で買い溜めしておこう...」
15個ほど菓子パンや惣菜パンを買って教室に戻る。当然、教室に戻る最中も食べる訳で、戻る頃には10個まで減っていた。
教室では、女子からは相模さんあんなに食べて大丈夫かなとか男子からはあいつあんなに食べてるみたいなことが聞こえるが、お腹が減って仕方が無いので休み時間ギリギリまでパンを食べた。ようやく午前の授業が終わった。
「相模さん、食堂行きましょう!」
「うん、早く行こッ!!」
昨日、太宮さんが頼んでいた量を初めから注文する。机いっぱいに並ぶご飯。その全てをお腹に収めるが、まるでお腹が張るような感覚は無かった。
「あれ、もう無いの?結構用意したはずなのに...」
「相模さんも足りないの?私も足りなくて...」
お互いに用意した食べ物を食べきったが、物足りない。その後は昨日と同じで休み時間ギリギリまで注文しては食べ続けてしまった...。
【次の日】
昨日は乗っかる程度の腹肉だったが、完全にホックが閉まらず、スカートが履けなくなってしまった。仕方なく太った時に買った大きいサイズの制服を着る。
「お腹もお尻も胸も昨日の制服じゃはじけそうなくらいお肉ついちゃったなぁ...うぅ、お腹空いたなぁ...」
起きると同時にお腹がぐぎゅるるると鳴り響く。朝ご飯を用意しようとしたが、昨日炊いておいたご飯もおかずも何もかもが綺麗さっぱり無くなっていた。
「なん...で...うぅ、何か食べないと...」
直ぐに食べられるものが何も無いので、登校中にコンビニでおにぎりやパンを買った。遅刻ギリギリまで歩き食いで登校。授業中もお腹は減るため何とか我慢しては、休憩時間にパンを買い込んで食べ続けた。お昼ご飯は時間ギリギリまで太宮さんと一緒に食べた。そんなことを毎日続けた結果...着られる制服は無くなっていた。太宮さんも同じような感じだったので相談してみると、お家で特注のジャージを用意するみたいで、一緒に用意してもらえることになった。太宮さんの家でジャージに着替える。
「ふぅ...ふぅ...太宮さん、先月よりも太ったんじゃない?」
「はぁはぁ...相模さんも先月より遙かに太りましたよね…?」
言い合う二人の身体は贅肉という贅肉がまとわりついていたが、さすがは特大サイズのジャージ。二の腕と太ももは、まだまだ余裕があり、お腹はゴムが伸びてある程度余裕をもって履けている。チャックは上まで上がりきり胸をしっかり覆っている。二人で特大サイズのジャージに着替えてリビングから玄関へ。歩く度に全身の肉という肉がぷるぶるゆさゆさと揺れ動き、足を一歩前に出すだけで息が上がった。
「それにしても、食べ過ぎだからって数日でこんなに太っちゃうなんてね…」
「相模さん!私たちには痩せるドリンクがあるじゃないですか!この位なら動けますし、太ったって大丈夫ですよ!!」
以前の太宮さんなら言わなそうな台詞だったが、今ならその言葉が救いのような気がして安心してしまった。
【月末】
確かに食べる量は減らなかったし、毎日太っていったのだが、まさか特大サイズのジャージのチャックが壊れるなんて思いもしなかった。
一月で人間はこんなに太ることが出来るのかと言う疑問が頭に浮かんだが、実際に身を持って実体験しているのだから、答えは出来るになるのだろう。太ってなお余裕のあるジャージだったが、胸より上に上がらないチャックが途中から割けてしまった。腕はパツパツ、お腹周りのゴムは伸びきってしまっている。そろそろ太宮さんにドリンクを飲もうと伝えなければヤバいと焦りが出てきた。
「はふぅ、はふぅ...太宮さん...そろそろ、ドリンク飲まない?」
「ぶふぅ...ぷふぅ...そうですね!コレさえあれば私たちは...痩せられますから!!」
ジャージの前が締められない位にお腹が前に突き出た太宮さんは自分で動くのが厳しいのでお手伝いさんにウキウキとした様子でドリンクを用意するようにお願いしている。
「さぁ、ふぅふぅ...飲みましょう!」
二つの大きな肉を纏ったそれはその日、月初めと同じ痩せた姿の女の子になっていた。
【相模 舞】
体重
【1回目】62kg→52kg
【2回目】72kg→52kg
【3回目】92kg→52kg
【4回目】52kg→132kg(+80kg)
【5回目】132kg→52kg→212kg→52kg
【6回目】52kg→372kg→52kg
【太宮 豊】
体重
【1回目】70kg→60kg
【2回目】80kg→70kg
【3回目】90kg(飲まず)
【4回目】??
【5回目】120kg→170kg→70kg
【6回目】70kg→270kg→70kg